34PM102|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論経脈・奇経の病証と流注心経・督脈・肝経・脾経・奇経八脈
経脈病証で「手掌のほてりと痛み、咽喉が渇いて飲み物をほしがる、目が黄ばみ、胸肋部が痛む」のはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、経脈病証の特徴から該当する経脈を選びます。
「手掌のほてりと痛み」は、手の少陰心経病証を考える重要な手がかりです。
解説
手の少陰心経は、心に属し、小腸に絡み、胸部や上肢内側を通ります。経脈病証では、心胸部の痛み、咽喉の乾き、手掌のほてりや痛みなどがみられるとされます。
設問の「手掌のほてりと痛み、咽喉が渇いて飲み物をほしがる、目が黄ばみ、胸肋部が痛む」という所見は、手の少陰心経病証に対応します。
ひっかけポイント
手掌のほてりと痛みは心経病証のキーワードです。胸部症状と合わせて考えます。
選択肢の確認
1.手の少陰心経病証
正しい。
手の少陰心経病証では、手掌のほてりや痛み、咽喉の渇き、心胸部の痛みなどがみられます。設問の症状に最も合います。
2.手の太陰肺経病証
誤り。
手の太陰肺経病証では、咳、喘息、胸満、上肢前面の痛みなどが中心です。手掌のほてりと胸肋部痛を中心とする設問には最も適切ではありません。
3.手の少陽三焦経病証
誤り。
手の少陽三焦経は耳、側頭部、肩、上肢外側などに関係します。設問の手掌のほてりと心胸部の症状には心経が合います。
4.手の陽明大腸経病証
誤り。
手の陽明大腸経病証では歯痛、鼻症状、咽喉痛、上肢外側の痛みなどが中心です。手掌のほてりを特徴とする心経病証とは異なります。
覚えるポイント
- 手の少陰心経では手掌のほてりや痛みが重要です。
- 心経は心胸部症状とも関係します。
- 肺経は呼吸器症状、大腸経は顔面・歯・鼻症状、三焦経は耳や側頭部症状で整理します。
- 経脈病証は、症状の部位と経脈走行を結びつけて覚えます。