34PM107|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論経脈・奇経の病証と流注心経・督脈・肝経・脾経・奇経八脈
足から腹部に至り任脈、胆経、肝経と交わり舌に至る経脈はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、経脈の循行から足太陰脾経を選びます。
足太陰脾経は足の母趾から始まり、下肢内側、腹部、胸部を通り、舌に連絡します。
解説
足太陰脾経は、足の母趾内側から起こり、内果の前、下肢内側を上行し、腹部に入り、脾に属して胃に絡みます。さらに横隔膜を上がり、咽頭、舌根に連絡し、舌下に散布するとされます。
設問では、足から腹部に至り、任脈、胆経、肝経と交わり、舌に至る経脈が問われています。この循行は足太陰脾経に一致します。
ひっかけポイント
舌に至る経脈として、足太陰脾経は重要です。脾は口や唇だけでなく、舌との関係も循行で押さえます。
選択肢の確認
1.陰蹻脈
誤り。
陰蹻脈は足少陰腎経から分かれ、下肢内側から体幹、眼部へ向かう奇経です。設問の足から腹部を通って舌に至る循行には最も合いません。
2.陰維脈
誤り。
陰維脈は陰経を連絡し、胸腹部に関係する奇経です。舌に至る足太陰脾経の循行とは異なります。
3.足太陰脾経
正しい。
足太陰脾経は足から下肢内側、腹部、胸部を通り、舌根に連絡します。任脈、胆経、肝経との交会も含め、設問の循行に合います。
4.足少陰腎経
誤り。
足少陰腎経も足から体幹を上行し、腎や肺、咽喉などに関係しますが、設問の「舌に至る」循行としては足太陰脾経が適切です。
覚えるポイント
- 足太陰脾経は足の母趾から始まります。
- 足太陰脾経は腹部を通り、脾に属して胃に絡みます。
- 足太陰脾経は舌根に連絡します。
- 経脈循行は、起始部、通過部位、属絡、終止部を順に覚えます。