34AM77第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論運動器・スポーツ・血液・感染症手根管症候群・スポーツ障害・肺炎・股関節症・血友病・関節リウマチ

関節リウマチにみられる最も特徴的な症状はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、関節リウマチでみられる特徴的な関節病変が問われています。

関節リウマチでは、手指の関節炎だけでなく、頸椎の環軸関節亜脱臼が重要です。

解説

関節リウマチは自己免疫性の慢性炎症性疾患で、滑膜炎を中心に関節破壊をきたします。特徴は、朝のこわばり、左右対称性の多関節炎、手指のPIP関節やMCP関節の腫脹などです。

頸椎では、環椎と軸椎の関節が障害され、環軸関節亜脱臼を生じることがあります。脊髄圧迫の危険があるため、臨床的にも重要です。

内反尖足は脳性麻痺などでみられます。O脚は変形性膝関節症などで重要です。関節リウマチでは非対称性より左右対称性の関節腫脹が特徴です。

ひっかけポイント
関節リウマチは左右対称性が基本です。頸椎病変として環軸関節亜脱臼を押さえます。

選択肢の確認

1.内反尖足
誤り。
内反尖足は脳性麻痺や末梢神経障害などでみられる変形です。関節リウマチに最も特徴的な症状ではありません。

2.非対称性の関節腫脹
誤り。
関節リウマチでは左右対称性の多関節炎が特徴です。非対称性の関節腫脹を特徴とする記述は不適切です。

3.O脚
誤り。
O脚は変形性膝関節症などでよく問題になります。関節リウマチに最も特徴的な症状ではありません。

4.環軸関節亜脱臼
正しい。
関節リウマチでは頸椎の環軸関節亜脱臼を起こすことがあります。脊髄症状につながる可能性があり重要です。

覚えるポイント

  • 関節リウマチは左右対称性の多関節炎が特徴です。
  • 手指ではPIP関節、MCP関節がよく侵されます。
  • 頸椎では環軸関節亜脱臼に注意します。
  • 朝のこわばりは関節リウマチの重要症状です。
  • 脊髄圧迫の危険がある頸椎病変は見逃さないようにします。

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