34AM76|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
リハビリテーション医学神経・切断・脊髄損傷異常歩行・幻肢痛・脊髄損傷・遂行機能
下肢切断後の幻肢痛で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、切断後にみられる幻肢痛の特徴が問われています。
幻肢痛は、失われた手足が存在するように感じ、その部位に痛みを感じる状態です。
解説
幻肢痛は成人で多くみられ、小児では比較的出現しにくいとされます。発症には、切断前の疼痛経験、中枢神経の可塑的変化、末梢神経の断端部変化などが関係します。
断端創が治癒しても幻肢痛が残ることがあります。一般的な鎮痛薬だけでは十分な効果が得られにくいこともあります。
義足の使用は、疼痛が完全に軽減してから開始するとは限りません。断端の状態、全身状態、リハビリ計画に応じて、早期から段階的に義足訓練を進めることがあります。
ひっかけポイント
幻肢痛は断端の傷だけの問題ではありません。創が治れば必ず消える、鎮痛薬で簡単に治る、と考えないようにします。
選択肢の確認
1.小児では出現しにくい。
正しい。
幻肢痛は成人に比較して小児では出現しにくいとされます。切断前の身体イメージや疼痛経験などが関係します。
2.断端創の治癒により消失する。
誤り。
幻肢痛は断端創の治癒後にも残ることがあります。末梢だけでなく中枢神経の変化も関係します。
3.鎮痛薬の効果が得られやすい。
誤り。
幻肢痛は神経障害性疼痛の要素を含み、一般的な鎮痛薬だけでは効果が得られにくいことがあります。多面的な治療が必要です。
4.疼痛が軽減してから義足を使用する。
誤り。
義足訓練は疼痛が完全に軽減してからとは限りません。断端の治癒状態やリハビリ計画に応じて段階的に進めます。
覚えるポイント
- 幻肢痛は失った四肢に痛みを感じる状態です。
- 小児では比較的出現しにくいとされます。
- 断端創が治癒しても幻肢痛が残ることがあります。
- 神経障害性疼痛として多面的に対応します。
- 義足訓練は状態に応じて段階的に進めます。