46AM18|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる理工学的知識ディジタル・情報通信/2進数・AD変換・論理
フルスケール10 Vp-pの10ビットAD変換器の分解能はおよそいくらか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、AD変換器の分解能を求めます。
AD変換器では、入力電圧範囲をビット数に応じた段階数に分けます。
10ビットなら、段階数は 2^10 = 1024 段階です。
解説
分解能は、1段階あたりの電圧幅です。
計算の流れは次の通りです。
使う公式
分解能 = フルスケール幅 / 量子化段階数単位変換
フルスケール 10 Vp-p = 10 V = 10000 mV代入
分解能 = 10000 mV / 1024計算
10000 / 1024 = 9.77 mV選択肢の選び方
9.77 mV は、およそ 10 mV です。
したがって、正答は 3.10 mV です。
ひっかけポイント
10ビットを「10段階」と考えるのは誤りです。ビット数 N のAD変換器では、量子化段階数は 2^N 段階になります。
選択肢の確認
1.0.1 mV
誤り。
0.1 mVは小さすぎます。10 Vを1024段階に分けると、1段階はおよそ9.77 mVになります。
2.1 mV
誤り。
1 mVでは、10 Vの範囲を約10000段階に分けることになります。10ビットAD変換器の1024段階とは一致しません。
3.10 mV
正しい。
10ビットでは 2^10 = 1024 段階です。10 V = 10000 mV を1024で割ると約9.77 mVとなるため、およそ10 mVです。
4.0.1 V
誤り。
0.1 Vは100 mVです。これは実際の分解能である約9.77 mVより大きすぎます。
5.1 V
誤り。
1 Vでは10 Vを10段階程度にしか分けられません。10ビットAD変換器の分解能としては粗すぎます。
覚えるポイント
- AD変換器の分解能は、1段階あたりの入力電圧幅です。
- NビットAD変換器の量子化段階数は 2^N です。
- 10ビットでは 1024段階 と覚えます。
- フルスケールが 10 V の10ビットAD変換器では、分解能はおよそ 10 mV です。