46AM17|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図のLEDに流れる電流[mA]はいくらか。 ただし、増幅器は理想演算増幅器とする。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、理想演算増幅器の仮想短絡とオームの法則を使って、LEDに流れる電流を求めます。
図では、非反転入力端子(+)が5 Vに接続されています。
理想演算増幅器が負帰還で動作しているとき、反転入力端子(−)の電位も5 Vになると考えます。
解説
理想演算増幅器では、負帰還がかかっている場合、次の性質を使います。
- 反転入力端子(−)と非反転入力端子(+)の電位は等しい
- 入力端子には電流が流れ込まない
この回路では、+端子が5 Vに接続されています。
したがって、−端子の電位も、
- V− = V+ = 5 V
となります。
−端子のノードは、100 Ωの抵抗を通して接地されています。
そのため、100 Ω抵抗には5 Vがかかります。
オームの法則より、
- I = V / R
- I = 5 V / 100 Ω
- I = 0.05 A
- I = 50 mA
理想演算増幅器の入力端子には電流が流れ込まないため、この50 mAはLEDを通って供給される電流になります。
したがって、LEDに流れる電流は50 mAです。
図で見るポイント
+端子が5 Vなので、負帰還により−端子も5 Vになります。次に、−端子から100 Ω抵抗を通って接地へ流れる電流を計算します。
ひっかけポイント
LEDの順方向電圧を考えたくなりますが、この問題では「理想演算増幅器」とされているため、まず仮想短絡で−端子の電位を決めます。電流は100 Ω抵抗で決まります。
選択肢の確認
1.誤り。
LEDが負帰還経路にあり、回路は−端子を5 Vに保つように動作します。抵抗に電流が流れるため、LED電流は0ではありません。
2.誤り。
5 mAになるには、100 Ω抵抗にかかる電圧が0.5 Vである必要があります。この回路では−端子は5 Vになります。
3.正しい。
−端子は5 Vとなり、100 Ω抵抗に流れる電流は 5 V / 100 Ω = 0.05 A = 50 mA です。入力端子には電流が流れ込まないため、LED電流も50 mAです。
4.誤り。
500 mAになるには、100 Ω抵抗に50 Vがかかる必要があります。図の条件とは合いません。
5.誤り。
5000 mAは5 Aです。100 Ω抵抗に5 Aを流すには500 Vが必要であり、この回路の条件とは合いません。
覚えるポイント
- 理想演算増幅器の負帰還では、V+ = V− と考える。
- 理想演算増幅器の入力端子には電流が流れ込まない。
- オームの法則は I = V / R。
- この問題では、100 Ωに5 Vがかかるため、I = 5 / 100 = 0.05 A。
- 0.05 A = 50 mA。
