40AM65|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第40回午前・問43〜67
鶏卵を用いた調理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
鶏卵の凝固性を利用した各種調理について、温度や砂糖・希釈の影響を正しく理解しているかが問われています。
解説
卵白と卵黄では凝固温度が異なり、卵黄が約65〜70℃、卵白が約60〜80℃で固まります。この差を利用したのが温泉卵です。
落とし卵では、沸騰水に塩や酢を加えると卵白の凝固が促進され、形よく仕上がります。砂糖は凝固を遅らせやわらかくし、希釈が多いほど固まりにくくなります。
選択肢の確認
1.温泉卵は、40~43℃の湯で、約30 分加熱する。
誤り。温泉卵は約65〜68℃の湯で20〜30分加熱し、卵黄が固まり卵白が半熟の状態にします。40〜43℃では固まりません。
2.落とし卵(ポーチドエッグ)では、沸騰水に塩を加え、卵白の凝固を促進する。
正しい。塩や酢を加えると卵白の凝固が促進され、形が整います。
3.カスタードプディングは、砂糖の添加によって硬くなる。
誤り。砂糖は卵たんぱく質の凝固を遅らせるため、やわらかく仕上がります。
4.卵豆腐は、卵の希釈割合が高くなるほど硬くなる。
誤り。希釈が多いほどたんぱく質濃度が下がり、やわらかく(固まりにくく)なります。
5.茶わん蒸しは、すが立たないように、95~98℃で加熱する。
誤り。高温だとすが立つため、85〜90℃程度でゆっくり加熱します。
覚えるポイント
- 温泉卵は約65〜68℃を利用(卵黄と卵白の凝固温度差)。
- 塩・酢は凝固を促進、砂糖・希釈は凝固をやわらかくする。
- 茶わん蒸しは85〜90℃でゆっくり(すを防ぐ)。