40AM32|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
神経系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳への血流、髄膜の構造、大脳の機能局在、自律神経の伝達物質などの基本を問う問題です。
解説
脳を包む膜は外側から硬膜・くも膜・軟膜の3層です。くも膜と軟膜の間の空間を「くも膜下腔」といい、脳脊髄液で満たされています。
大脳の機能の場所(機能局在)も重要で、視覚野は後頭葉、運動野・前頭前野は前頭葉にあります。
自律神経では、節前ニューロンの伝達物質は交感・副交感ともにアセチルコリンです。ノルアドレナリンは交感神経の節後ニューロンから出ます。
選択肢の確認
1.外頸動脈は、脳に血液を供給する。
誤り。脳へは内頸動脈と椎骨動脈が血液を送ります。外頸動脈は顔面や頭皮に分布します。
2.くも膜と軟膜の間は、脳脊髄液で満たされる。
最も適当。この空間がくも膜下腔で、脳脊髄液が満たしています。
3.視覚野は、前頭葉にある。
誤り。視覚野は後頭葉にあります。
4.視床下部には、血管運動中枢が存在する。
誤り。血管運動中枢や呼吸中枢は延髄にあります。視床下部は体温・摂食・自律機能の調節などを担います。
5.自律神経系の節前ニューロンの神経伝達物質は、ノルアドレナリンである。
誤り。節前ニューロンの伝達物質はアセチルコリンです。
覚えるポイント
- くも膜下腔は脳脊髄液で満たされる
- 視覚野は後頭葉、血管運動中枢は延髄
- 自律神経の節前線維の伝達物質はアセチルコリン