40AM36第40回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42

骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

骨粗鬆症の病態(骨量の減少)と診断・治療の基本を問う問題です。

解説

骨は、こわす働き(骨吸収)とつくる働き(骨形成)を繰り返して入れ替わっています。骨粗鬆症では骨吸収が骨形成を上回り、骨量が減ってスカスカになります。

女性ホルモンのエストロゲンは骨吸収を抑える働きがあるため、閉経でエストロゲンが減ると骨粗鬆症が進みやすくなります。

診断では、若い健康な成人の平均骨量を100%としたYAM(若年成人平均値)に対する割合を用います。

副腎皮質ステロイド薬は長期に使うと骨量を減らし、続発性骨粗鬆症の原因になります。骨粗鬆症の治療薬ではありません。

選択肢の確認

1.類骨が増加する。
誤り。類骨(石灰化していない骨基質)が増えるのは骨軟化症です。

2.エストロゲンの過剰により起こる。
誤り。エストロゲンの低下(欠乏)で起こりやすくなります。

3.骨形成が骨吸収を上回る。
誤り。骨吸収が骨形成を上回って骨量が減ります。

4.YAM(若年成人平均値)は、原発性骨粗鬆症の診断に用いられる。
最も適当。YAMに対する骨密度の割合で診断します。

5.副腎皮質ステロイド薬が治療に用いられる。
誤り。ステロイド薬はむしろ骨粗鬆症を引き起こす原因になります。

覚えるポイント

  • 骨粗鬆症は骨吸収が骨形成を上回り骨量が減る
  • エストロゲン低下(閉経)が危険因子
  • 診断にYAM、ステロイド薬は続発性骨粗鬆症の原因

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