40AM38|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
血液・凝固系と血液検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血球の分化と役割、凝固に関わる物質、血液検査値の意味を正しく理解できているかが問われています。
解説
白血球のうちBリンパ球は形質細胞に分化して抗体を産生します。マクロファージは単球から分化します。
血液の液体成分(血漿)にはさまざまなたんぱく質が溶けており、凝固因子であるフィブリノーゲンもそのひとつです。
トロンビンはフィブリノーゲンをフィブリンに変えて血を固める酵素です。逆にフィブリンを分解して血栓を溶かすのはプラスミンです。役割を混同しないようにしましょう。
選択肢の確認
1.B リンパ球は、マクロファージに分化する。
誤り。Bリンパ球は抗体を作る形質細胞に分化します。マクロファージは単球から分化します。
2.好中球は、抗体を産生する。
誤り。抗体を産生するのは形質細胞(B細胞由来)です。好中球は貪食を担います。
3.トロンビンは、フィブリンを分解する。
誤り。トロンビンはフィブリノーゲンをフィブリンに変えます。分解するのはプラスミンです。
4.フィブリノーゲンは、血漿に含まれる。
最も適当。フィブリノーゲンは血漿に含まれる凝固因子です。
5.ヘマトクリット値は、個々の赤血球容積の平均値を表す。
誤り。ヘマトクリットは血液全体に占める赤血球の容積の割合です。1個あたりの平均容積はMCVです。
覚えるポイント
- Bリンパ球→形質細胞→抗体産生
- フィブリノーゲンは血漿中の凝固因子、トロンビンがフィブリンに変える
- ヘマトクリットは赤血球容積の割合、MCVは平均赤血球容積