40AM34|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
呼吸器系の疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
主な呼吸器疾患の特徴と、肺がんの病期分類の方法を問う問題です。
解説
肺がんの進み具合(病期・ステージ)は、腫瘍の大きさや広がり(T)、リンパ節転移(N)、遠隔転移(M)を組み合わせたTNM分類で決めます。多くのがんで共通の考え方です。
口すぼめ呼吸はCOPDの患者が「呼気(息を吐くとき)」に行います。気道がつぶれるのを防ぎ、息を吐きやすくする工夫です。吸気ではありません。
選択肢の確認
1.COPD では、吸気時に口すぼめ呼吸がみられる。
誤り。口すぼめ呼吸は呼気時に行います。
2.小児の気管支喘息は、内因性が多い。
誤り。小児喘息はダニなどのアレルゲンによるアトピー型(外因性)が多いです。
3.誤嚥性肺炎は、上葉に多い。
誤り。誤嚥性肺炎は重力のかかる肺区域に生じやすく、立位・座位では下葉、仰臥位では上葉後部や下葉上部など、体位によって好発部位が変わります。「上葉に多い」と一律にはいえません。
4.アスペルギルス肺炎は、細菌が原因である。
誤り。アスペルギルスは真菌(カビ)です。
5.肺がんでは、病期分類にTNM 分類を用いる。
最も適当。腫瘍・リンパ節・転移の状態を組み合わせて分類します。
覚えるポイント
- 肺がんの病期分類はTNM分類
- 口すぼめ呼吸はCOPDの呼気時にみられる
- 誤嚥性肺炎は重力のかかる肺区域に生じやすく、好発部位は体位で変わる