40AM28|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
血液・リンパ液の循環に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血液とリンパ液の流れる仕組み、リンパ節や胸管の位置を正しく理解できているかが問われています。
解説
リンパの流れは「組織のすき間の液(組織間液)→毛細リンパ管→リンパ節→胸管→静脈」という順番です。
リンパ節は途中の関所のような役割で、リンパ液をろ過し、細菌や異物を取り除きます。
胸管は体の大部分のリンパを集める太い管で、最後は「左」の静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)に注ぎます。「右」ではない点がひっかけです。
選択肢の確認
1.静脈の容量は、動脈の容量より小さい。
誤り。静脈は容量血管とよばれ、動脈より多くの血液をためられます。
2.肺静脈を流れる血液は、下大静脈より二酸化炭素を多く含む。
誤り。肺静脈には肺でガス交換された動脈血(酸素が多く二酸化炭素が少ない)が流れます。下大静脈より二酸化炭素は少ないです。
3.リンパ液は、毛細血管から毛細リンパ管に直接流入する。
誤り。毛細血管からしみ出した組織間液が、いったん組織のすき間を経て毛細リンパ管に入ります。毛細血管から直接ではありません。
4.リンパ液は、リンパ節で濾過される。
最も適当。リンパ節はリンパ液をろ過し、異物や病原体を除きます。
5.胸管は、右静脈角の部分で静脈に流入する。
誤り。胸管は左静脈角で静脈に流入します。
覚えるポイント
- リンパ液はリンパ節でろ過される
- 静脈は容量血管(動脈より容量が大きい)
- 胸管は左静脈角に流入する