39AM84|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第39回午前・問82〜97
日本人の食事摂取基準(2020 年版)におけるエネルギーに関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
食事摂取基準(2020年版)のエネルギーに関する考え方(身体活動レベル、BMI、EER)を問う問題です。
解説
成人の身体活動レベルの算出には、二重標識水法で測定した総エネルギー消費量の値が用いられました。二重標識水法は自由生活下の消費量を正確に測る方法です。
成人ではエネルギー収支の評価にBMIを用いますが、小児の過不足評価は成長曲線(体重の推移)で行います。
目標とするBMIの範囲は年齢区分で異なり、40歳と75歳で同じではありません。
成人のEERは基礎代謝量×身体活動レベルで算定します(安静時代謝量ではありません)。
高齢者施設の自立した入所者にもEERは適用できます。
選択肢の確認
1.成人の身体活動レベルの算出には、二重標識水法による総エネルギー消費量測定値が用いられた。
最も適当。身体活動レベルは二重標識水法の測定値に基づきます。
2.小児におけるエネルギー摂取量の過不足の評価は、BMI で行う。
誤り。小児は成長曲線(体重の推移)で評価します。
3.目標とするBMI の範囲は、40 歳と75 歳で同じである。
誤り。年齢区分により目標BMIの範囲は異なります。
4.成人の推定エネルギー必要量(EER)の算定式は、安静時代謝量(kcal/日)×身体活動レベルである。
誤り。EERは基礎代謝量×身体活動レベルで算定します。
5.推定エネルギー必要量(EER)は、高齢者施設の自立した入所者には適用できない。
誤り。自立した入所者にも適用できます。
覚えるポイント
- 身体活動レベルは二重標識水法の測定値に基づく。
- 成人はBMI、小児は成長曲線でエネルギー評価。
- 成人のEER=基礎代謝量×身体活動レベル。