39AM79|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第39回午前・問68〜81
鉄の吸収と体内利用に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鉄の吸収調節、非ヘム鉄の吸収形態、血中輸送、貯蔵、再利用を問う問題です。
解説
トランスフェリンは血液中で鉄を運ぶ輸送たんぱく質です。
鉄の吸収は体内の貯蔵鉄量に応じて調節され、不足時は吸収が高まります。
非ヘム鉄は3価(Fe3+)のままでは吸収されにくく、2価(Fe2+)に還元されて吸収されます。
貯蔵鉄は主にフェリチンとして肝臓などに蓄えられます。
赤血球が壊れて出た鉄は、再びヘモグロビン合成に再利用されます。
選択肢の確認
1.鉄の吸収は、体内鉄貯蔵量の影響を受けない。
誤り。貯蔵鉄が少ないと吸収が高まるなど調節を受けます。
2.非ヘム鉄は、Fe³⁺として吸収される。
誤り。非ヘム鉄はFe2+に還元されて吸収されます。
3.トランスフェリンは、鉄の血中輸送を行う。
最も適当。トランスフェリンは鉄の血中輸送を担います。
4.貯蔵鉄は、主にヘモグロビンとして蓄えられる。
誤り。貯蔵鉄は主にフェリチンとして蓄えられます。
5.赤血球の破壊で遊離した鉄は、再利用されない。
誤り。遊離した鉄は再利用されます。
覚えるポイント
- 血中輸送はトランスフェリン、貯蔵はフェリチン。
- 非ヘム鉄はFe2+に還元されて吸収。
- 鉄は体内で効率よく再利用される。