39AM68|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第39回午前・問68〜81
食欲の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
食欲を調節する中枢とホルモン(レプチン、グレリン)の働きを問う問題です。
解説
満腹中枢は、食後に血糖が上がり、動脈と静脈の血中グルコース濃度の差(動静脈血糖較差)が大きくなると刺激され、満腹感を生じます。
空腹感や満腹感の基本的な仕組みは生まれつき備わっており、食経験だけで作られるものではありません。
脂肪細胞の中性脂肪分解が進むのは飢餓時で、満腹感には結びつきません。
レプチンは脂肪細胞から分泌され食欲を抑えます。
グレリンは主に胃から分泌され食欲を促進します。
選択肢の確認
1.空腹感は、出生後の食経験によって形成される。
誤り。空腹感の基本的な仕組みは生得的に備わっています。
2.脂肪細胞におけるトリグリセリド分解が亢進すると、満腹感が生じる。
誤り。中性脂肪分解の亢進は飢餓時で、満腹感とは結びつきません。
3.満腹中枢は、動脈と静脈の血中グルコース濃度の差が大きいと刺激される。
最も適当。動静脈血糖較差が大きいと満腹中枢が刺激されます。
4.レプチンは、主に胃から分泌される。
誤り。レプチンは脂肪細胞から分泌されます(胃はグレリン)。
5.グレリンは、食欲を抑制する。
誤り。グレリンは食欲を促進します。
覚えるポイント
- 満腹中枢は動静脈血糖較差が大きいと刺激される。
- レプチンは脂肪細胞由来で食欲抑制。
- グレリンは胃由来で食欲促進。