39AM72|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第39回午前・問68〜81
空腹時と比べたときの食後の糖質代謝に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
食後(インスリン優位)の糖質代謝の変化を空腹時と比べて問う問題です。
解説
食後は血糖とインスリンが上昇し、余ったグルコースから脂肪酸が合成され中性脂肪として蓄えられます。よってグルコースからの脂肪酸合成が亢進します。
食後は骨格筋への血中グルコース取り込みが促進されます。
食後は肝臓でグリコーゲン合成が促進されます。
乳酸やアラニンからの糖新生は、空腹時(グルコースが不足するとき)に亢進し、食後は抑制されます。
選択肢の確認
1.骨格筋への血中グルコースの取り込みが抑制される。
誤り。食後はインスリンにより取り込みが促進されます。
2.肝臓グリコーゲンの合成が抑制される。
誤り。食後は肝グリコーゲン合成が促進されます。
3.グルコースからの脂肪酸の合成が亢進する。
最も適当。食後は余ったグルコースから脂肪酸合成が進みます。
4.乳酸からのグルコースの合成が亢進する。
誤り。乳酸からの糖新生は空腹時に亢進します。
5.アラニンからのグルコースの合成が亢進する。
誤り。アラニンからの糖新生は空腹時に亢進します。
覚えるポイント
- 食後はグルコース取り込み・グリコーゲン合成・脂肪酸合成が亢進。
- 糖新生は空腹時に亢進、食後は抑制。
- 食後はインスリン優位で同化が進む。