39AM75|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第39回午前・問68〜81
たんぱく質・アミノ酸の体内代謝に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
たんぱく質・アミノ酸の体内代謝について、摂取量や栄養状態が窒素出納や必要量にどう影響するかを問う問題です。
解説
窒素出納は、たんぱく質の摂取と体内での分解のバランスを表します。摂取量が不足すると体たんぱく質の分解が進み、窒素出納は負になります。
ビタミンB6はアミノ酸代謝の補酵素なので、たんぱく質摂取量が増えると必要量が増加し、減れば必要量は減少します。
たんぱく質摂取量が増えると、余分なアミノ酸が分解され尿素が多くつくられるため、尿中尿素量は増加します。
たんぱく質を過剰に摂取すると、余ったアミノ酸の異化(分解)はむしろ促進されます。
エネルギー摂取量が不足すると、たんぱく質がエネルギー源として消費されてしまうため、体を維持するのに必要なたんぱく質量が増加します。
選択肢の確認
1.たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納が正になる。
誤り。摂取不足では体たんぱく質の分解が進み、窒素出納は負になります。
2.たんぱく質の摂取量が不足すると、ビタミンB6の必要量が増加する。
誤り。ビタミンB6はアミノ酸代謝の補酵素で、たんぱく質摂取が減れば必要量は減少します。
3.たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中尿素量が減少する。
誤り。摂取が増えるとアミノ酸分解が進み、尿中尿素量は増加します。
4.たんぱく質を過剰に摂取すると、アミノ酸の異化が抑制される。
誤り。過剰摂取ではアミノ酸の異化はむしろ促進されます。
5.エネルギー摂取量が不足すると、たんぱく質の必要量が増加する。
最も適当。エネルギー不足ではたんぱく質がエネルギー源に回るため、必要量が増加します。
覚えるポイント
- たんぱく質摂取不足→窒素出納は負
- たんぱく質摂取増→尿中尿素量増、ビタミンB6必要量増
- エネルギー不足→たんぱく質が消費されて必要量が増える