38AM96第38回 管理栄養士国家試験 過去問

応用栄養学第38回午前・問82〜97

運動・スポーツと栄養管理に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

運動・スポーツにおける栄養管理について、競技に合った食事法や貧血・女性アスリートの問題を問う総合問題です。

解説

運動後は、傷ついた筋肉の修復のためにたんぱく質を、消費したエネルギー源を補うために炭水化物(グリコーゲンの回復)を摂ることが大切です。両者を組み合わせて摂ると、筋損傷からの回復やグリコーゲンの再合成が効率よく進みます。

選択肢の確認

1.グリコーゲンローディングは、瞬発力を必要とする短時間の競技に適している。
誤り。グリコーゲンローディングは、体内のグリコーゲンを蓄えて持久力を高める方法で、マラソンなど長時間の持久系競技に適しています。

2.運動後のたんぱく質と炭水化物の摂取は、筋損傷の回復に効果的である。
正しい。たんぱく質は筋の修復に、炭水化物はグリコーゲン回復に役立ち、組み合わせることで回復が効率的になります。

3.溶血性貧血の主な原因は、銅の摂取不足である。
誤り。運動性の溶血性貧血は、着地の衝撃などで赤血球が壊れることが主な原因です。銅の摂取不足が主因ではありません。

4.瞬発力を必要とする短時間の競技直前には、高脂肪食を摂取する。
誤り。競技直前は消化に負担の少ない糖質中心の食事が適しています。脂肪は消化に時間がかかり、直前の高脂肪食は不適切です。

5.女性アスリートの3 主徴は、葉酸の十分な摂取により予防できる。
誤り。女性アスリートの3主徴(利用可能エネルギー不足・視床下部性無月経・骨粗鬆症)は、主にエネルギー不足が背景にあり、十分なエネルギー摂取が対策の基本です。葉酸で予防できるものではありません。

覚えるポイント

  • 運動後はたんぱく質+炭水化物で筋回復とグリコーゲン再合成を促す
  • グリコーゲンローディングは持久系競技向き
  • 女性アスリートの3主徴=利用可能エネルギー不足・無月経・骨粗鬆症、対策はエネルギー確保

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