36PM102|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養教育論第36回午後・問98〜110
妊娠をきっかけに、食生活を改善しようと考えているが、飲酒だけはやめられない妊婦に対する、動機づけ面接におけるチェンジトークを促すための質問である。 誤っているのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
動機づけ面接で「チェンジトーク(変わりたいという方向の発言)」を引き出す質問を選ぶ問題で、これに当てはまらない(誤っている)ものを探します。
解説
動機づけ面接では、本人の口から変わろうとする言葉(チェンジトーク)を引き出すことを目指します。
チェンジトークを促す質問は、変化のメリット、現状維持のデメリット、うまくできた例などに目を向けさせる問いかけです。
一方「どうしてやめられないのか」と問うと、できない理由やできない気持ち(維持トーク)を強めてしまい、逆効果になります。
選択肢の確認
1.どうしてお酒をやめられないのですか。
正答。記述としては誤り。できない理由を語らせる問いで、変わらない方向の発言(維持トーク)を引き出してしまい、チェンジトークを促す質問ではありません。
2.このまま飲酒を続けたら、どのようになると考えていますか。
記述としては正しい。現状維持のデメリットに目を向けさせ、チェンジトークを促します。
3.お酒を飲まずにいられた日もありますね。それはどのような日でしたか。
記述としては正しい。うまくできた経験を振り返らせ、変化への自信につながるチェンジトークを促します。
4.お酒を飲まない生活には、どのようなメリットがあると思いますか。
記述としては正しい。変化のメリットを考えさせ、チェンジトークを促します。
5.もしお酒をやめたら、ご家族はどのように思われるでしょうか。
記述としては正しい。変化がもたらす良い結果を考えさせ、チェンジトークを促します。
覚えるポイント
- チェンジトーク=変わりたい方向の本人の発言。
- 変化の利点・現状維持の欠点・成功体験を問う質問が有効。
- 「なぜできないのか」は維持トークを強めるので避ける。