36PM100|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
健康教室への参加者が、ある効能をうたった、いわゆる健康食品に関する情報をインターネットで調べた。これに続く参加者の行動とヘルスリテラシーのレベルの組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ヘルスリテラシーの3つのレベル(機能的、相互作用的(伝達的)、批判的)と、参加者の行動を正しく組み合わせる問題です。
解説
ヘルスリテラシーは健康情報を入手し、理解し、活用する力で、3段階に分けられます。
機能的ヘルスリテラシーは、文章を読む・書くといった基本的な情報の読み取り能力です。
相互作用的(伝達的)ヘルスリテラシーは、得た情報を他者とやりとりして活用する力です。
批判的ヘルスリテラシーは、情報の信頼性や妥当性を吟味し、鵜呑みにせず判断する高度な力です。
選択肢の確認
1.自分と同年代の人の体験談を読んで、自分にも当てはまるか、考えた。 ── 機能的ヘルスリテラシー
適当でない。単に文章を読むだけでなく、その情報が自分にも当てはまるかを吟味しており、基本的な読み取りだけを指す機能的ヘルスリテラシーではありません。
2.健康教室の参加者と一緒に、情報の信頼性について議論した。 ── 機能的ヘルスリテラシー
適当でない。他者との議論には相互作用的な面がありますが、ここで行っているのは情報の信頼性を吟味する批判的ヘルスリテラシーです。少なくとも機能的ヘルスリテラシーとの組合せではありません。
3.説明文書をよく読んで、確実に理解するようにした。 ── 相互作用的(伝達的)ヘルスリテラシー
適当でない。文書を読んで理解するのは基本的な読み取りで、機能的ヘルスリテラシーにあたります。
4.その食品に関して集めた情報を家族に伝えた。 ── 批判的ヘルスリテラシー
適当でない。情報を他者に伝える行動は相互作用的(伝達的)にあたります。
5.本当に効果があるのかを疑って、さらに情報を集めた。 ── 批判的ヘルスリテラシー
最も適当。情報を鵜呑みにせず信頼性を吟味して追加で調べる行動は、批判的ヘルスリテラシーにあたります。
覚えるポイント
- 機能的=読み書きなど基本的な情報の理解。
- 相互作用的(伝達的)=他者とやりとりして活用。
- 批判的=情報を吟味し妥当性を判断する最も高いレベル。