117B9第117回 医師国家試験 過去問

小児・周産期・女性医学産婦人科妊娠合併症・母体疾患

妊娠高血圧症候群の重症化の指標となるのはどれか。

解答・解説を見る

正解: a

正解

a 血小板の減少

判断のポイント

妊娠高血圧症候群が重症化すると、HELLP症候群 を合併することがあります。
このとき重要になるのが 血小板減少 です。

HELLP 症候群

  • H:Hemolysis
  • EL:Elevated Liver enzymes
  • LP:Low Platelet count

この LP がそのまま、重症化指標としての血小板減少を意味します。

各選択肢の検討

a 血小板の減少

正しいです。
重症化の重要なサインです。

b 呼吸数の減少

誤りです。
典型的な重症化指標ではありません。

c 下腿浮腫の悪化

誤りです。
浮腫は妊娠中に非特異的にみられることがあり、単独では重症度評価に使いにくいです。

d 子宮収縮の増強

誤りです。
妊娠高血圧症候群の重症化指標ではありません。

e 尿蛋白/クレアチニン比の低下

誤りです。
問題になるのは低下ではなく、むしろ上昇です。

ひっかけポイント

浮腫は見た目に目立つため重症そうに見えますが、重症化判断では 血小板減少や肝機能異常 のほうが重要です。

まとめ

妊娠高血圧症候群の重症化の指標となるのは、a 血小板の減少 です。

関連問題

117B8117B10
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)