34PM87|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肘関節脱臼・肘内障
肘関節脱臼で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、肘関節脱臼の好発、発生機序、予後が問われています。
肘関節脱臼は、転倒して手を突いたときなどの介達外力で起こりやすく、青壮年に多い外傷です。
解説
肘関節脱臼は、肩関節脱臼に次いで頻度の高い大関節脱臼として重要です。多くは後方脱臼で、転倒時に手掌をつき、肘に過伸展力が加わることで発生します。
発生は活動性の高い青壮年に多いとされます。
肘関節は関節構造が比較的安定しているため、肩関節脱臼のように反復性となりやすいわけではありません。ただし、骨折合併、靱帯損傷、神経血管損傷、拘縮には注意が必要です。
整復で見るポイント
肘関節脱臼では、整復前後に橈骨動脈、手指の知覚・運動、疼痛、腫脹を確認します。無理な操作は神経・血管損傷につながります。
選択肢の確認
1.女性に多い。
誤り。
肘関節脱臼は活動性の高い青壮年に多く、女性に多いという記述は適切ではありません。
2.青壮年に多い。
正しい。
肘関節脱臼はスポーツや転倒などで受傷することが多く、青壮年に多い外傷です。
3.直達外力による発生が多い。
誤り。
肘関節脱臼は、手を突いて肘に過伸展力が加わる介達外力で発生することが多いです。直達外力が多いわけではありません。
4.反復性となりやすい。
誤り。
反復性脱臼は肩関節で特に重要です。肘関節脱臼は反復性となりやすい脱臼としては扱いません。
覚えるポイント
- 肘関節脱臼は青壮年に多い。
- 多くは手を突いた介達外力による後方脱臼。
- 整復前後に神経・血管損傷を確認する。
- 反復性となりやすいのは肩関節脱臼で重要。