34AM21|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肘関節脱臼・肘内障
肘関節後方脱臼の固定位で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肘関節後方脱臼の整復後固定肢位を理解しているかが問われています。
肘関節後方脱臼では、整復後に再脱臼を防ぎ、軟部組織の修復を促すために固定します。
固定位は、肩関節内旋位、前腕中間位で整理します。
解説
肘関節後方脱臼は、転倒して手をついたときなどに発生しやすい脱臼です。
整復後は、肘関節を安定した位置に保持し、靱帯や関節包などの損傷部位を保護します。
肩関節は内旋位、前腕は回内位でも回外位でもなく中間位とします。
前腕中間位は、橈尺関節や肘周囲軟部組織への負担を過度に偏らせにくい肢位です。
固定で見るポイント
肘関節脱臼の固定では、肘関節だけでなく肩関節と前腕の肢位も問われます。肩関節内旋位、前腕中間位をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.肩関節外旋位、前腕中間位
誤り。
前腕中間位は正しいですが、肩関節は外旋位ではなく内旋位で固定します。
2.肩関節外旋位、前腕回外位
誤り。
肩関節は外旋位ではなく内旋位です。また、前腕は回外位ではなく中間位で整理します。
3.肩関節内旋位、前腕中間位
正しい。
肘関節後方脱臼の整復後固定では、肩関節内旋位、前腕中間位とします。再脱臼予防と軟部組織の保護を目的とします。
4.肩関節内旋位、前腕回外位
誤り。
肩関節内旋位は正しいですが、前腕は回外位ではなく中間位で固定します。
覚えるポイント
- 肘関節後方脱臼の固定位は、肩関節内旋位、前腕中間位です。
- 前腕は回外位ではなく中間位で覚えます。
- 整復後は、疼痛、腫脹、神経血管症状を確認して固定します。
- 固定中も、循環障害や神経障害の有無を観察します。