34PM39|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血貧血・白血病・腫瘍
慢性骨髄性白血病の原因はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、慢性骨髄性白血病の原因となる代表的な異常が問われています。
慢性骨髄性白血病では、フィラデルフィア染色体とBCR-ABL融合遺伝子が重要です。
解説
慢性骨髄性白血病は、造血幹細胞に遺伝子異常が生じ、白血球系細胞が異常に増殖する疾患です。
代表的なのが、9番染色体と22番染色体の相互転座によって生じるフィラデルフィア染色体です。これによりBCR-ABL融合遺伝子が形成され、チロシンキナーゼ活性が亢進して細胞増殖が進みます。
したがって、原因として最も適切なのは遺伝子異常です。
ひっかけポイント
慢性骨髄性白血病は「フィラデルフィア染色体、BCR-ABL、遺伝子異常」とセットで覚えます。
選択肢の確認
1.代謝異常
誤り。
代謝異常は糖尿病や脂質異常症などで重要ですが、慢性骨髄性白血病の原因として最も重要なのは遺伝子異常です。
2.免疫異常
誤り。
免疫異常は自己免疫疾患などで重要です。慢性骨髄性白血病の本質は、造血細胞に生じた遺伝子異常による腫瘍性増殖です。
3.遺伝子異常
正しい。
慢性骨髄性白血病では、フィラデルフィア染色体とBCR-ABL融合遺伝子が重要です。原因として遺伝子異常が適切です。
4.ウイルス感染
誤り。
一部の白血病やリンパ腫ではウイルス感染が関与することがありますが、慢性骨髄性白血病の代表的原因は遺伝子異常です。
覚えるポイント
- 慢性骨髄性白血病は遺伝子異常が原因。
- 代表はフィラデルフィア染色体。
- BCR-ABL融合遺伝子により細胞増殖が亢進する。
- 白血病の種類ごとに原因や特徴を区別する。