34PM38|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血貧血・白血病・腫瘍
鉄欠乏性貧血に特徴的なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、鉄欠乏性貧血でみられやすい特徴的な症状が問われています。
鉄欠乏性貧血では、一般的な貧血症状に加えて、異食症、匙状爪、口角炎、舌炎などを押さえます。
解説
鉄欠乏性貧血は、鉄不足によりヘモグロビン合成が低下して起こる貧血です。小球性低色素性貧血を示すことが多く、易疲労感、動悸、息切れ、顔面蒼白などがみられます。
特徴的な症状として重要なのが異食症です。氷を無性に食べたくなる氷食症などが知られています。
振動覚異常はビタミンB12欠乏などでみられやすい神経症状です。皮下・粘膜出血は血小板減少や凝固異常で重要です。
ひっかけポイント
鉄欠乏性貧血では「異食症」をまず選びます。振動覚異常は巨赤芽球性貧血、皮下・粘膜出血は血小板や凝固の異常と結びつけます。
選択肢の確認
1.異食症
正しい。
鉄欠乏性貧血では、氷など栄養価のないものを食べたくなる異食症が特徴的にみられることがあります。鉄欠乏性貧血の代表的所見として重要です。
2.振動覚異常
誤り。
振動覚異常は深部感覚障害であり、ビタミンB12欠乏による神経障害などで問題になります。鉄欠乏性貧血の特徴的所見としては適切ではありません。
3.舌乳頭萎縮
正答ではありません。
舌の変化は栄養障害や貧血でみられることがありますが、この問題で鉄欠乏性貧血に最も特徴的な所見として選ぶのは異食症です。舌乳頭萎縮はビタミンB12欠乏などでも問われやすい所見です。
4.皮下・粘膜出血
誤り。
皮下出血や粘膜出血は、血小板減少や凝固異常でみられやすい所見です。鉄欠乏性貧血の特徴的症状としては適切ではありません。
覚えるポイント
- 鉄欠乏性貧血では異食症、匙状爪、口角炎、舌炎を押さえる。
- 異食症では氷食症が代表的。
- 振動覚異常はビタミンB12欠乏などで重要。
- 皮下・粘膜出血は血小板減少や凝固異常を考える。