34PM37|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学循環器・呼吸器心不全・血管疾患
閉塞性動脈硬化症で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、閉塞性動脈硬化症の病態、症状、分類が問われています。
「誤っているのはどれか」なので、正答選択肢は記述として誤っているものです。
解説
閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化により下肢の動脈が狭窄・閉塞し、下肢の血流が低下する疾患です。
血流が不足するため、歩行時に下肢痛が出て、休むと軽快する間欠性跛行がみられます。進行すると安静時痛、潰瘍、壊疽を生じることもあります。
下肢への血流が低下するため、下肢の血圧は上昇ではなく低下します。評価にはABIやフォンテイン分類が用いられます。
ひっかけポイント
閉塞性動脈硬化症では、動脈が狭くなるため末梢の血圧は上がるのではなく下がります。下肢血圧低下、ABI低下と結びつけます。
臨床でのイメージ
歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと治る場合は間欠性跛行を疑います。冷感、色調変化、足背動脈拍動の低下も確認します。
選択肢の確認
1.下肢の動脈に狭窄を生じる。
記述としては正しい。
閉塞性動脈硬化症では、動脈硬化により下肢の動脈に狭窄や閉塞が起こります。疾患の基本病態として正しい記述です。
2.下肢の血圧が上昇する。
正答。記述としては誤り。
閉塞性動脈硬化症では、下肢への血流が低下するため、下肢の血圧は上昇ではなく低下します。ABIも低下します。
3.歩行時に下肢痛が生じる。
記述としては正しい。
歩行により下肢筋の酸素需要が増えると血流不足が目立ち、下肢痛が生じます。休むと軽快する間欠性跛行が重要です。
4.フォンテイン分類を用いる。
記述としては正しい。
閉塞性動脈硬化症の重症度評価にはフォンテイン分類が用いられます。しびれ・冷感、間欠性跛行、安静時痛、潰瘍・壊疽へと進行度を整理します。
覚えるポイント
- 閉塞性動脈硬化症では下肢動脈の狭窄・閉塞が起こる。
- 下肢血流が低下し、下肢血圧は低下する。
- 代表症状は間欠性跛行。
- 重症度評価にはフォンテイン分類を用いる。