33PM65|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患神経障害・慢性運動器疾患
頸椎症性神経根症で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4.ジャクソンテストが陽性となる。
この問題のポイント
頸椎症性神経根症では、頸椎の変性により神経根が圧迫され、頸部痛や上肢放散痛、しびれ、筋力低下などがみられます。
神経根症状を誘発する検査として、ジャクソンテストやスパーリングテストが重要です。
解説
頸椎症性神経根症では、椎間板変性、骨棘形成、椎間孔狭小化などにより頸神経根が圧迫されます。
神経根が刺激されると、頸部から肩、上肢、手指へ放散する痛みやしびれが生じます。
ジャクソンテストでは、頸椎を後屈させて頭頂部から圧迫を加えます。神経根が圧迫されると、上肢への放散痛やしびれが誘発され、陽性となります。
CRP陽性は感染症や炎症性疾患でみられる所見であり、頸椎症性神経根症の特徴ではありません。
下肢の痙性は脊髄症でみられる上位運動ニューロン徴候です。頸椎症性神経根症では通常、神経根支配領域の症状が中心です。
cock robin positionは環軸椎回旋位固定などでみられる斜頸姿勢です。
したがって、正しいのはジャクソンテストが陽性となるです。
選択肢の確認
1.CRPが陽性となる。
誤り。
頸椎症性神経根症は変性による神経根圧迫であり、CRP陽性が特徴ではありません。
2.下肢の痙性が出現する。
誤り。
下肢痙性は頸髄症などの脊髄障害でみられます。神経根症の主症状ではありません。
3.cock robin positionをとる。
誤り。
cock robin positionは環軸椎回旋位固定などでみられる姿勢です。
4.ジャクソンテストが陽性となる。
正しい。
頸椎症性神経根症では、頸椎への圧迫で上肢放散痛が誘発されます。
覚えるポイント
- 頸椎症性神経根症は神経根圧迫による上肢症状が中心。
- ジャクソンテスト、スパーリングテストが陽性となる。
- 下肢痙性は頸髄症を考える。
- CRP陽性は感染・炎症性疾患を考える。
- cock robin positionは環軸椎回旋位固定で重要。