32PM63|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患神経障害・慢性運動器疾患
胸郭出口症候群の誘発テストでないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
胸郭出口症候群では、腕神経叢や鎖骨下動静脈が圧迫されて上肢症状が出ます。
誘発テストとして、モーリーテスト、ライトテスト、エデンテストなどを覚えます。
解説
胸郭出口症候群は、斜角筋隙、肋鎖間隙、小胸筋下などで神経や血管が圧迫されることで起こります。
症状として、上肢のしびれ、だるさ、冷感、筋力低下、握力低下などがみられます。
モーリーテストは斜角筋部の圧迫、ライトテストは小胸筋部での圧迫、エデンテストは肋鎖間隙での圧迫を評価する検査として整理します。
ジャクソンテストは頸椎由来の神経根症状を誘発するテストで、頸椎症性神経根症などで用いられます。胸郭出口症候群の誘発テストではありません。
鑑別のポイント
頸椎疾患と胸郭出口症候群は上肢のしびれで似ます。ジャクソンテストは頸椎、モーリー・ライト・エデンは胸郭出口症候群と整理します。
選択肢の確認
1.ジャクソン
正答。胸郭出口症候群の誘発テストではありません。
ジャクソンテストは頸椎を圧迫して神経根症状を誘発する検査です。胸郭出口症候群の代表的誘発テストではありません。
2.モーリー
該当します。
モーリーテストは胸郭出口症候群の誘発テストとして用いられます。斜角筋部での圧迫を評価します。
3.ライト
該当します。
ライトテストは胸郭出口症候群の誘発テストです。肩関節外転・外旋位などで小胸筋下の圧迫を評価します。
4.エデン
該当します。
エデンテストは胸郭出口症候群の誘発テストです。肋鎖間隙での圧迫を評価します。
覚えるポイント
- 胸郭出口症候群では上肢のしびれ、冷感、だるさがみられる。
- モーリー、ライト、エデンは胸郭出口症候群の誘発テスト。
- ジャクソンテストは頸椎神経根症状の誘発テスト。
- 頸椎由来か胸郭出口由来かを鑑別する。