32PM64|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患神経障害・慢性運動器疾患
環軸関節回旋位固定で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
環軸関節回旋位固定は、小児に多い頸椎疾患です。
特徴的な肢位として、Cock-robin positionをとります。
解説
環軸関節回旋位固定は、環椎と軸椎の間で回旋位に固定され、頸部痛や斜頸を生じる状態です。
小児に多く、上気道感染後や軽微な外傷後に発症することがあります。
患児は、顔を一方向に向け、頭を反対側へ傾けるような特徴的な斜頸肢位をとります。これをCock-robin positionといいます。
診断では単純エックス線やCTなどが用いられます。胸鎖乳突筋内に腫瘤を触知するのは先天性筋性斜頸で重要な所見です。
整形外科での注意点
小児の急な斜頸では、筋性斜頸だけでなく環軸関節回旋位固定も考えます。無理な矯正は避け、頸椎の評価が必要です。
選択肢の確認
1.成人に多く発症する。
誤り。
環軸関節回旋位固定は小児に多い疾患です。成人に多いという記述は不適切です。
2.超音波検査が有用である。
誤り。
環軸関節の回旋位固定の評価には、頸椎単純エックス線やCTなどが有用です。超音波検査が代表的検査ではありません。
3.cock robin positionをとる。
正しい。
環軸関節回旋位固定では、特徴的な斜頸肢位であるCock-robin positionをとります。重要な臨床所見です。
4.胸鎖乳突筋内に腫瘤を触知する。
誤り。
胸鎖乳突筋内の腫瘤は先天性筋性斜頸でみられる所見です。環軸関節回旋位固定の代表所見ではありません。
覚えるポイント
- 環軸関節回旋位固定は小児に多い。
- 特徴的な肢位はCock-robin position。
- 評価には頸椎エックス線やCTが有用。
- 胸鎖乳突筋内腫瘤は先天性筋性斜頸で重要。