32PM78|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論上腕骨骨折
上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
上腕骨外顆骨折は小児に多い肘周囲骨折です。
転位、とくに回転転位と発生機序を理解することが重要です。
解説
上腕骨外顆骨折は、小児の肘関節周囲骨折として重要です。思春期よりも小児に多いと整理します。
外顆は腕橈関節を構成するため、骨折により腕橈関節は正常に保たれるとはいえません。関節内骨折として関節面の整復が重要です。
回転転位は、肘関節に内反強制が加わることで生じると整理します。転位を放置すると偽関節、外反肘、遅発性尺骨神経麻痺などの合併症につながることがあります。
小児骨折での注意点
上腕骨外顆骨折は関節内骨折であり、転位が少なく見えても注意が必要です。後遺症として外反肘や遅発性尺骨神経麻痺を押さえます。
選択肢の確認
1.思春期に多い。
誤り。
上腕骨外顆骨折は小児に多い骨折です。思春期に多いという記述は不適切です。
2.腕橈関節は正常に保たれる。
誤り。
上腕骨外顆は腕橈関節を構成するため、外顆骨折では腕橈関節面が影響を受けます。正常に保たれるとはいえません。
3.外側側副靱帯の断裂を合併する。
誤り。
上腕骨外顆骨折は骨片の転位や関節面の障害が重要です。外側側副靱帯断裂を代表的合併症として選ぶのは不適切です。
4.回転転位は肘関節内反強制で生じる。
正しい。
上腕骨外顆骨折の回転転位は、肘関節内反強制によって生じると整理します。発生機序と転位方向を結びつけて覚えます。
覚えるポイント
- 上腕骨外顆骨折は小児に多い。
- 関節内骨折として腕橈関節面に注意する。
- 回転転位は肘関節内反強制で生じる。
- 後遺症として外反肘や遅発性尺骨神経麻痺に注意する。