32PM79|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論前腕骨骨折・モンテギア
モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
モンテギア骨折は、尺骨骨折と橈骨頭脱臼を合併した外傷です。
伸展型と屈曲型で、橈骨頭の脱臼方向や固定肢位が異なります。
解説
モンテギア骨折では、尺骨の骨折に伴って橈骨頭が脱臼します。小児では橈骨頭脱臼を見逃しやすいため注意が必要です。
伸展型では、橈骨頭が前方へ脱臼します。整復後は橈骨頭の再脱臼を防ぐために、肘関節を鋭角屈曲位で固定します。
屈曲型では橈骨頭が後方へ脱臼する型として整理します。固定肢位も伸展型とは異なるため、型ごとに覚える必要があります。
ひっかけポイント
伸展型なのに橈骨頭が後方と考えると誤りです。伸展型は橈骨頭前方脱臼、鋭角屈曲位固定とセットで覚えます。
選択肢の確認
1.屈曲型は前外方凸変形を呈する。
誤り。
屈曲型の特徴として前外方凸変形を呈するとする記述は不適切です。型ごとの転位方向を正確に整理します。
2.屈曲型は肘関節屈曲位で固定する。
誤り。
屈曲型の固定肢位として、単に肘関節屈曲位とする記述は正答ではありません。この問題では伸展型の鋭角屈曲位固定が正しいです。
3.伸展型は橈骨頭が後方に脱臼する。
誤り。
伸展型では橈骨頭は前方へ脱臼します。後方脱臼とする記述は不適切です。
4.伸展型は肘関節鋭角屈曲位で固定する。
正しい。
モンテギア骨折伸展型では、整復後に肘関節鋭角屈曲位で固定します。橈骨頭の再脱臼防止に関係します。
覚えるポイント
- モンテギア骨折は尺骨骨折と橈骨頭脱臼。
- 伸展型では橈骨頭が前方へ脱臼する。
- 伸展型は肘関節鋭角屈曲位で固定する。
- 小児では橈骨頭脱臼の見逃しに注意する。