32PM22|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学心理・精神高次脳機能・記憶
認知症と症状の組み合わせで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
認知症は型ごとに特徴的な症状があります。
アルツハイマー型認知症では、記憶障害に関連して物盗られ妄想がみられることがあります。
解説
アルツハイマー型認知症は、記憶障害で始まりやすく、進行とともに見当識障害、実行機能障害、失語、失行、失認などがみられます。
物を置いた場所を忘れた結果、他人に盗まれたと考える物盗られ妄想がみられることがあります。
レビー小体型認知症では、幻視、認知機能の変動、パーキンソン症状が特徴です。
脳血管性認知症では、脳血管障害に関連して段階的な悪化、まだら認知症、感情失禁などがみられます。
前頭側頭葉変性症では、脱抑制、常同行動、同じ動作の反復、人格変化などが特徴です。
鑑別のポイント
認知症の型は、アルツハイマー型は物盗られ妄想、レビー小体型は幻視、脳血管性は感情失禁、前頭側頭葉変性症は常同行動と結びつけます。
選択肢の確認
1.アルツハイマー型認知症-物盗られ妄想
正しい。
アルツハイマー型認知症では記憶障害により、物を置いた場所を忘れ、誰かに盗られたと考える物盗られ妄想がみられることがあります。
2.レビー小体型認知症-同じ動作を繰り返す
誤り。
レビー小体型認知症では幻視、認知機能の変動、パーキンソン症状が特徴です。同じ動作を繰り返す常同行動は前頭側頭葉変性症で重要です。
3.脳血管性認知症-幻視
誤り。
幻視はレビー小体型認知症で特徴的です。脳血管性認知症では段階的悪化、まだら認知症、感情失禁などを考えます。
4.前頭側頭葉変性症-感情失禁
誤り。
前頭側頭葉変性症では脱抑制、人格変化、常同行動が特徴です。感情失禁は脳血管性認知症でみられやすい症状として整理します。
覚えるポイント
- アルツハイマー型認知症では物盗られ妄想がみられる。
- レビー小体型認知症では幻視が特徴。
- 脳血管性認知症では感情失禁やまだら認知症が重要。
- 前頭側頭葉変性症では常同行動や脱抑制が特徴。