32AM19第32回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肩関節烏口下脱臼

高齢者の肩関節前方脱臼の固定期間はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

肩関節前方脱臼の固定期間は、年齢や再脱臼リスク、関節拘縮の起こりやすさを考えて判断します。

高齢者では、長すぎる固定による肩関節拘縮に注意します。

解説

肩関節前方脱臼は、肩関節脱臼のなかで最も頻度が高い脱臼です。整復後は再脱臼を防ぐために固定を行います。

若年者では反復性脱臼に注意しますが、高齢者では長期固定による関節拘縮、筋力低下、腱板損傷の合併などが問題になります。

そのため、高齢者では固定期間を長くしすぎず、一般に3週程度として整理します。

後療法で見るポイント
高齢者では、固定で安定を得ることと、拘縮を防ぐことのバランスが重要です。疼痛や不安定性を確認しながら、適切な時期に後療法へ進みます。

選択肢の確認

1.3週
正しい。
高齢者の肩関節前方脱臼では、固定期間は3週程度として整理します。長期固定による拘縮を避けることが重要です。

2.6週
誤り。
6週は高齢者の肩関節前方脱臼の固定期間としては長めです。長期固定は肩関節拘縮や筋萎縮につながりやすくなります。

3.9週
誤り。
9週の固定は長すぎます。高齢者では関節拘縮のリスクが高いため、ここまで長い固定は一般的ではありません。

4.12週
誤り。
12週の固定は非常に長く、肩関節拘縮や機能低下のリスクが高くなります。高齢者の肩関節前方脱臼の固定期間としては不適切です。

覚えるポイント

  • 肩関節前方脱臼は、整復後に固定を行う。
  • 高齢者では長期固定による肩関節拘縮に注意する。
  • 高齢者の固定期間は3週程度として覚える。
  • 若年者では反復性脱臼、高齢者では拘縮や腱板損傷に注意する。

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