33AM21|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘肩関節烏口下脱臼
肩関節烏口下脱臼整復後の固定肢位はどれか。
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正解: 3
正答
3.軽度外転、30度水平屈曲、内旋位
この問題のポイント
肩関節烏口下脱臼は、肩関節前方脱臼の代表的な型です。
整復後は、再脱臼を防ぎ、損傷した関節包や靱帯を安静に保つ肢位で固定します。
固定肢位は、軽度外転、30度水平屈曲、内旋位です。
解説
肩関節烏口下脱臼では、上腕骨頭が前内方へ脱臼します。
整復後は、再び前方へ脱臼しないように肩関節を安定した肢位で固定します。
一般に、肩関節を軽度外転位、軽度水平屈曲位、内旋位とし、肘関節を屈曲して体幹に固定します。
問題の選択肢では、軽度外転、30度水平屈曲、内旋位がこれに該当します。
水平伸展位や外旋位は、前方関節包に緊張をかけ、再脱臼の危険を高める可能性があるため不適切です。
したがって、肩関節烏口下脱臼整復後の固定肢位は軽度外転、30度水平屈曲、内旋位です。
選択肢の確認
1.軽度内転、30度水平伸展、内旋位
誤り。
水平伸展位は肩関節前方への不安定性を高めやすく、整復後固定肢位として不適切です。
2.軽度内転、60度水平屈曲、外旋位
誤り。
外旋位は前方脱臼後の固定肢位として不適切です。また、60度水平屈曲は過大です。
3.軽度外転、30度水平屈曲、内旋位
正しい。
肩関節烏口下脱臼整復後の固定肢位として適切です。
4.軽度外転、60度水平伸展、外旋位
誤り。
水平伸展と外旋はいずれも前方脱臼の再発リスクを高めやすい肢位です。
覚えるポイント
- 肩関節烏口下脱臼は前方脱臼。
- 整復後固定は、再脱臼を防ぐ肢位で行う。
- 固定肢位は軽度外転、30度水平屈曲、内旋位。
- 水平伸展位や外旋位は避ける。
- 整復後は腋窩神経、橈骨動脈、手指の知覚・運動を確認する。