118D074|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床保存修復学
光重合型コンポジットレジンの硬化反応の起点となるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
光重合型コンポジットレジンでは、光増感剤とアミン系還元剤からラジカルを生じ、メタクリレートモノマーの重合が開始します。選択肢ではDMAEMAが該当します。
解説
一般的な可視光線重合系では、カンファーキノンが青色光を吸収し、第三級アミンと反応してフリーラジカルを生成します。DMAEMAはアミン系共開始剤として重合開始反応に関与します。
MDPは接着性機能性モノマー、HEMAは親水性モノマー、γ-MPTSはシランカップリング剤です。DMPTは化学重合型レジンで用いられるアミン系促進剤として知られます。
選択肢の確認
a.MDP
誤り。
MDPはリン酸基をもつ機能性モノマーで、歯質や金属酸化物との接着に関与します。
b.DMPT
誤り。
DMPTは主に化学重合型レジンで過酸化ベンゾイルと組み合わせる促進剤です。
c.HEMA
誤り。
HEMAは親水性モノマーで、接着材の濡れ性や象牙質浸透に関与します。
d.γ-MPTS
誤り。
γ-MPTSは無機フィラーとレジンマトリックスを結合するシランカップリング剤です。
e.DMAEMA
正しい。
DMAEMAは光重合開始系のアミン成分としてラジカル生成に関与します。
覚えるポイント
- 光重合は光増感剤とアミン系共開始剤でラジカルを生じます。
- DMAEMAは重合開始反応に関与します。
- MDP、HEMA、γ-MPTSの役割を区別します。