118D033|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床口腔外科学
右側頸部郭清術後の写真(別冊No. 9)を別に示す。 矢印の神経の支配筋はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
頸部郭清術野で確認する神経では、走行と支配筋を結び付けます。正答の組合せから、矢印は舌下神経に関係する構造です。
解説
舌下神経は舌の内舌筋と、口蓋舌筋を除く外舌筋を支配します。舌骨舌筋は舌下神経支配です。また、頸神経C1線維は舌下神経に伴走し、オトガイ舌骨筋を支配します。
画像の確認
実画像では、頸部郭清野で矢印が頸動脈分岐部付近を横切って舌側へ向かう神経を示しており、走行から舌下神経と判断できる。舌下神経は舌骨舌筋を支配し、これに伴走するC1線維はオトガイ舌骨筋を支配するため、両筋が該当する。
選択肢の確認
a.広頸筋
誤り。
広頸筋は顔面神経の頸枝に支配されます。
b.顎舌骨筋
誤り。
顎舌骨筋は下顎神経の枝である顎舌骨筋神経に支配されます。
c.舌骨舌筋
正しい。
舌骨舌筋は舌下神経に支配される外舌筋です。
d.茎突舌骨筋
誤り。
茎突舌骨筋は顔面神経に支配されます。
e.オトガイ舌骨筋
正しい。
オトガイ舌骨筋は舌下神経に伴走するC1線維によって支配されます。
覚えるポイント
- 舌骨舌筋は舌下神経支配です。
- オトガイ舌骨筋はC1線維が舌下神経に伴走して支配します。
- 顎舌骨筋は下顎神経、茎突舌骨筋は顔面神経です。