118B035|第118回 歯科医師国家試験 過去問
【厚生労働省で採点除外・正答確定不能】 44 歳の女性。下顎右側第二大臼歯の動揺を主訴として来院した。1 か月前から 気付いていたが痛みがないのでそのままにしていたという。初診時の口腔内写真 (別冊No. 8A)とエックス線画像(別冊No. 8B)を別に示す。初診時の歯周組織検査 結果の一部を表に示す。 舌 側* ⑧ ⑤ 3 歯 種 7 頰 側* 5 3 3 根分岐部病変** 2 度 動揺度*** 2 * :プロービング深さ(mm) 〇印:プロービング時の出血 ** :Lindhe とNyman の分類 *** :Miller の判定基準 処置方針の決定に必要なのはどれか。2 つ選べ。

解答・解説を見る
この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
正答確定不能(採点対象外)
提示条件または選択肢の問題により、正答を一意に確定できません。
公式の取扱い
厚生労働省は本問を「採点対象から除外する。」とし、理由を「設問の状況設定が不十分で正解が得られないため。」と公表しています。公式正答値表は空欄です。
確定できない理由
下顎右側第二大臼歯には全部被覆冠、支持骨低下、深いプロービング値、2度の根分岐部病変、2度の動揺が示される。しかし、歯髄状態、咬合性外傷、歯根破折、骨欠損形態のどれを既に疑っているか、また基本的な診査をどこまで実施済みかが不明である。このため、処置方針決定に『必要な2検査』は一意にならない。
学習上の整理
歯髄電気診は歯髄生活反応、咬合接触検査は外傷性咬合、ボーンサウンディングは麻酔下で骨頂・欠損形態、CBCTは三次元的な骨・歯根形態の評価に用いる。切削診は生活歯髄診断に使われることがあるが侵襲的で、通常は他の歯髄診断を先行する。検査は鑑別仮説と治療選択に必要な情報に合わせて選ぶ。
画像の確認
実画像では、下顎右側第二大臼歯に全部鋳造冠が装着され、X線像では同歯周囲の歯槽骨頂が低位にある。併記された表には舌側8・5 mmの深い歯周ポケット、2度の根分岐部病変、動揺度2が示されており、処置方針には追加検査が必要となる。公式正答欄は空欄のため、特定の選択肢は断定しない。