117D014|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
ヒトパピローマウイルス〈HPV〉の感染が疑われるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
HPVは上皮細胞に感染し、口腔では乳頭状・疣贅状病変と関連します。
解説
乳頭腫は外向性に増殖する乳頭状の良性上皮性腫瘍で、一部はヒトパピローマウイルス感染との関連が知られています。口腔粘膜では白色から淡紅色の有茎性または広基性病変としてみられます。
HPV関連病変を考えるときは、上皮性か非上皮性か、表面が乳頭状か、単発か多発かを整理します。
選択肢の確認
a.骨 腫
誤り。骨腫は成熟骨の増殖からなる骨性病変で、HPV感染とは関係しません。
b.血管腫
誤り。血管腫は血管系組織の病変です。
c.線維腫
誤り。線維腫は線維性結合組織の増殖を主体とします。
d.乳頭腫
正しい。乳頭腫はHPV感染との関連が疑われる乳頭状上皮性病変です。
e.神経鞘腫
誤り。神経鞘腫はSchwann細胞由来の良性腫瘍です。
覚えるポイント
- HPVは上皮性の乳頭状病変と関連する。
- 乳頭腫は外向性・乳頭状の形態を示す。
- 非上皮性腫瘍とは由来組織で区別する。