117C068第117回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

顎口腔領域の筋電図検査で診断できるのはどれか。1 つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

筋電図は筋活動の電位を記録するため、睡眠中・覚醒時の咀嚼筋活動を伴うブラキシズムの評価に用います。

解説

表面筋電図を咬筋や側頭筋に装着すると、筋活動の大きさ、持続時間、反復パターンを記録できます。睡眠時ブラキシズムでは睡眠中の律動性咀嚼筋活動などを評価し、必要に応じて脳波、眼電図、呼吸などを含む睡眠検査と組み合わせます。

サルコペニアや口腔機能低下症は複数の身体・口腔機能検査、睡眠時無呼吸症は呼吸イベント、COPDは肺機能検査が診断の中心です。

選択肢の確認

a.サルコペニア
誤り。
サルコペニアは筋量、筋力、身体機能を組み合わせて診断し、顎口腔筋電図単独では診断しません。

b.ブラキシズム
正しい。
咬筋などの筋活動を記録し、ブラキシズムに伴う反復性筋活動を評価できます。

c.口腔機能低下症
誤り。
口腔機能低下症は口腔衛生、口腔乾燥、咬合力、舌口唇運動、舌圧、咀嚼、嚥下など複数項目で評価します。

d.睡眠時無呼吸症
誤り。
睡眠時無呼吸症は無呼吸低呼吸指数など呼吸イベントの評価が中心です。

e.慢性閉塞性肺疾患
誤り。
慢性閉塞性肺疾患はスパイロメトリによる閉塞性換気障害の確認が中心です。

覚えるポイント

  • 筋電図は筋活動の時間的変化を記録する。
  • ブラキシズムでは咬筋・側頭筋活動を評価する。
  • 疾患ごとに診断の中心となる検査を区別する。

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