117C023|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯内療法学
根管イスムスの確認に有効なのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
根管イスムスは複数根管をつなぐ狭い交通部であり、拡大視野と三次元画像が確認に有効です。
解説
マイクロスコープは髄床底や根管口を高倍率・高照度で観察でき、イスムス、追加根管、亀裂などの直接確認に役立ちます。歯科用コーンビームCTは根管形態を三次元的に把握でき、通常の二次元エックス線では重なって見えにくい交通や根管数の評価を補助します。
イスムスには壊死組織や細菌が残存しやすいため、根管洗浄と超音波活性化なども重要ですが、本問は確認手段を問うています。
選択肢の確認
a.電気的根管長測定
誤り。
電気的根管長測定は根尖孔までの作業長を推定する検査で、イスムスの形態確認には用いません。
b.マイクロスコープ
正しい。
マイクロスコープにより髄床底や根管内を拡大してイスムスを観察できます。
c.口内法エックス線撮影
誤り。
口内法エックス線は二次元像で、細いイスムスは重なりのため直接確認しにくい方法です。
d.レーザー蛍光強度測定
誤り。
レーザー蛍光強度測定は主に齲蝕の客観的評価に用い、根管イスムスの確認には用いません。
e.歯科用コーンビームCT
正しい。
歯科用コーンビームCTは根管形態を三次元的に評価でき、イスムスの把握に有効です。
覚えるポイント
- イスムスは根管同士をつなぐ狭い交通部。
- マイクロスコープは直接観察、CBCTは三次元評価。
- 二次元エックス線では重なりに注意する。