117A084|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
歯槽骨の欠損形態の検査に用いるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
歯槽骨欠損の三次元的な形態を調べるには、骨を直接推定するボーンサウンディングと三次元画像のCBCTを用います。
解説
ボーンサウンディングは局所麻酔下でプローブを歯肉から骨面まで進め、骨頂位置や骨欠損形態を触知・計測する方法です。フラップを開く前に骨形態を推定できます。
歯科用コーンビームCTは頰舌側を含む三次元的な歯槽骨形態、垂直性欠損、根分岐部病変などを評価できます。ただし被曝を伴うため、二次元画像や臨床所見で不十分な場合に正当化して用います。
選択肢の確認
a.フレミタス
誤り。
フレミタスは咬合時に歯へ触れて振動を調べ、咬合性外傷を評価する検査です。
b.アタッチメントレベル
誤り。
アタッチメントレベルは歯周組織破壊の程度を示しますが、骨欠損の三次元形態を直接示しません。
c.ボーンサウンディング
正しい。
ボーンサウンディングは骨頂までの距離と骨形態を触知して評価できます。
d.歯科用コーンビームCT
正しい。
歯科用CBCTは頰舌方向を含む歯槽骨欠損を三次元的に描出します。
e.ウォーキングプロービング
誤り。
ウォーキングプロービングは歯周ポケットや根分岐部入口を連続的に探る方法で、骨欠損形態を直接評価する検査ではありません。
覚えるポイント
- ボーンサウンディング:歯肉越しに骨形態を推定。
- CBCT:歯槽骨を三次元評価。
- アタッチメントレベルは組織破壊量、フレミタスは咬合性外傷です。