117A048第117回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

リンパ組織を伴うのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: a・c

正答

a、c

この問題のポイント

病理組織内に特徴的なリンパ組織を伴う病変として、鰓囊胞とWarthin腫瘍を選びます。

解説

鰓囊胞〈側頸囊胞〉は重層扁平上皮などで裏装され、囊胞壁にリンパ組織とリンパ濾胞を認めることが特徴です。

Warthin腫瘍は耳下腺に好発し、好酸性の二層性上皮と、胚中心を伴う豊富なリンパ性間質からなります。喫煙との関連も知られています。

選択肢の確認

a.鰓囊胞
正しい。
鰓囊胞の囊胞壁にはリンパ組織やリンパ濾胞がみられることが特徴です。

b.歯肉囊胞
誤り。
歯肉囊胞は歯原性上皮由来の小囊胞で、リンパ組織を特徴としません。

c.Warthin 腫瘍
正しい。
Warthin腫瘍は好酸性上皮と豊富なリンパ性間質からなります。

d.歯原性線維腫
誤り。
歯原性線維腫は線維性結合組織と歯原性上皮を主体とし、リンパ組織が特徴ではありません。

e.鼻口蓋管囊胞
誤り。
鼻口蓋管囊胞は鼻口蓋管遺残由来で、神経血管束や粘液腺を含むことがありますが、リンパ組織が代表所見ではありません。

覚えるポイント

  • 鰓囊胞:上皮性囊胞壁+リンパ濾胞。
  • Warthin腫瘍:二層性好酸性上皮+リンパ性間質。
  • 病変の発生部位と間質をセットで覚えます。

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