115A008|第115回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
歯周病の診察において手指を歯面に当てて確認するのはどれか。 1つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
歯周組織の診査で、咬合時に歯へ伝わる振動を手指で触知する検査を理解する問題です。
解説
フレミタスは、患者に咬合や側方運動を行わせながら、検査者が手指を歯の唇側面・頰側面に軽く当て、歯の振動や動きを触知する診査です。
強い咬合接触や早期接触によって生じる機能時の歯の動きを評価し、咬合性外傷を疑う手掛かりになります。
ひっかけポイント
動揺度は検査者が歯へ力を加えて変位量をみます。フレミタスは患者自身の咬合運動中に生じる振動を触知します。
選択肢の確認
a.咬 耗
誤り。
咬耗は歯と歯の接触による歯質の摩耗です。咬合面や切縁の形態を視診して確認します。
b.挺 出
誤り。
挺出は歯が咬合平面方向へ移動した状態です。歯列、咬合平面、対合歯との位置関係を視診などで評価します。
c.動揺度
誤り。
動揺度は歯を器具や手指で唇舌方向などへ動かし、その変位を評価します。咬合時の振動を歯面に手指を当てて確認する検査とは異なります。
d.食片圧入
誤り。
食片圧入は食物が歯間部へ押し込まれる状態です。問診、接触関係、辺縁隆線、歯間部の状態などを診査します。
e.フレミタス
正しい。
手指を歯面に当て、咬合時に生じる振動や歯の動きを触知して確認します。
覚えるポイント
- フレミタスは咬合中の歯の振動を触知する検査です。
- 動揺度は外力を加えたときの歯の変位を評価します。
- フレミタス陽性は咬合性外傷を疑う手掛かりになります。