39PM14|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
病理・臨床医学循環器疾患心筋梗塞・心房細動・大動脈解離・低血圧/血栓塞栓
急性大動脈解離で用いるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、急性大動脈解離の分類を選べるかが問われています。
急性大動脈解離では、解離が上行大動脈に及ぶかどうかが治療方針に大きく関係します。この分類に用いられる代表がStanford分類です。
解説
急性大動脈解離は、大動脈壁の内膜が裂け、血液が中膜内へ入り込むことで偽腔を形成する疾患です。
Stanford分類では、上行大動脈に解離が及ぶかどうかで分類します。
- Stanford A型:上行大動脈に解離が及ぶ
- Stanford B型:上行大動脈に解離が及ばない
A型は心タンポナーデ、大動脈弁閉鎖不全、冠動脈障害などの重篤な合併症を起こしやすく、緊急手術が検討されます。
B型では、合併症がなければ血圧管理などの内科的治療が中心になることがあります。
ひっかけポイント
分類名は疾患とセットで覚えます。大動脈解離はStanford分類、悪性腫瘍はTNM分類、COPDはGOLD分類です。
選択肢の確認
1.誤り。
TNM分類は、悪性腫瘍の進行度分類に用いられます。腫瘍の大きさ、リンパ節転移、遠隔転移を評価します。
2.誤り。
GOLD分類は、COPDの重症度評価などに関連します。呼吸器疾患の分類として覚えます。
3.誤り。
Killip分類は、急性心筋梗塞に伴う心不全の重症度分類に用いられます。
4.誤り。
Forrester分類は、心係数と肺動脈楔入圧などから血行動態を分類するもので、急性心筋梗塞や心不全の評価に関連します。
5.正しい。
Stanford分類は、急性大動脈解離で用いられる分類です。上行大動脈に解離が及ぶかどうかでA型とB型に分けます。
覚えるポイント
- 大動脈解離はStanford分類を用います。
- Stanford A型は上行大動脈に解離が及び、緊急性が高いです。
- Stanford B型は上行大動脈に解離が及ばないものです。
- TNM分類は悪性腫瘍、GOLD分類はCOPD、Killip分類とForrester分類は心疾患の評価で使われます。