39AM22|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生医療安全・感染対策安全管理体制・消毒・感染性廃棄物・SSI
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療に関連する病原体はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、特発性血小板減少性紫斑病、ITPと関連する病原体が問われています。
ITP では、ヘリコバクター・ピロリ感染が治療に関連します。
解説
ITP は、自己免疫機序により血小板が破壊され、血小板数が低下する疾患です。
血小板が減少するため、次のような症状がみられます。
- 紫斑
- 点状出血
- 鼻出血
- 歯肉出血
- 月経過多
ITP では、ヘリコバクター・ピロリ感染がある場合、除菌療法によって血小板数が改善することがあります。そのため、ITP の治療方針を考えるうえでヘリコバクター・ピロリ感染の有無が重要になります。
ひっかけポイント
ヘリコバクター・ピロリは胃炎や胃潰瘍だけでなく、ITP の治療にも関係します。
選択肢の確認
1.誤り。
腸炎ビブリオは食中毒の原因菌として重要ですが、ITP の治療に関連する代表的病原体ではありません。
2.誤り。
レプトスピラはレプトスピラ症の原因となる病原体です。ITP の治療に関連する代表ではありません。
3.誤り。
カンピロバクターは腸炎や、ギラン・バレー症候群との関連で重要です。ITP の治療に関連する病原体としては選びません。
4.誤り。
腸管出血性大腸菌は出血性腸炎や溶血性尿毒症症候群と関連します。ITP の治療に関連する代表的病原体ではありません。
5.正しい。
ヘリコバクター・ピロリ感染を伴う ITP では、除菌療法により血小板数が改善することがあります。
覚えるポイント
- ITP は自己免疫性に血小板が減少する疾患です。
- ITP では紫斑や出血傾向が問題になります。
- ITP の治療ではヘリコバクター・ピロリ除菌が関連します。
- カンピロバクターはギラン・バレー症候群との関連で覚えます。
- 腸管出血性大腸菌は溶血性尿毒症症候群と関連します。