38AM40|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
ME 機器について正しいのはどれか。 a.B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されている。 b.CF 形装着部はミクロショック対策が施されている。 c.内部電源 ME 機器の電源はフローティングされている。 d.クラスⅠの ME 機器は接地極付 2 極(3P)プラグが必要である。 e.クラスⅡの ME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、ME機器の電撃保護分類、装着部の分類、内部電源、クラス分類が問われています。
組合せ問題なので、問題文中の a.b.c.d.e. をそれぞれ判定し、最終的に選択肢1〜5の組合せを選びます。
解説
ME機器の安全管理では、患者や操作者を電撃から守るための分類を理解することが重要です。
装着部にはB形、BF形、CF形があります。
- B形装着部:基本的な保護をもつ装着部
- BF形装着部:フローティングされた装着部
- CF形装着部:心臓への直接適用を想定し、患者漏れ電流が特に小さい装着部
CF形装着部は、心臓に直接または近接して使用される場合のミクロショック対策として重要です。
また、内部電源ME機器は電源が商用電源から切り離されており、フローティングされた状態として扱います。
クラスⅠME機器は、基礎絶縁に加えて保護接地を用いるため、接地極付2極、つまり3Pプラグが必要です。
小項目の正誤は次のように整理できます。
- a.誤り。B形装着部は、外部電圧の印加に対して保護されていることを示す分類ではありません。
- b.正しい。CF形装着部は、心臓への適用を想定したミクロショック対策が施されています。
- c.正しい。内部電源ME機器の電源はフローティングされています。
- d.正しい。クラスⅠME機器は保護接地が必要であり、接地極付2極(3P)プラグを用います。
- e.誤り。クラスⅡME機器は、追加保護手段として二重絶縁または強化絶縁を用います。基礎絶縁だけではありません。
よって、正しい小項目は b、c、d であり、選択肢4が正答です。
ME機器管理での注意点
電撃保護では、「クラスⅠかクラスⅡか」「B形・BF形・CF形のどれか」「患者漏れ電流はどの経路か」を分けて確認します。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1は a、b、c の組合せです。bとcは正しいですが、aは誤りです。B形装着部は外部電圧印加に対する保護を示す分類ではありません。
2.誤り。
選択肢2は a、b、e の組合せです。bは正しいですが、aとeは誤りです。クラスⅡME機器の追加保護手段は基礎絶縁ではありません。
3.誤り。
選択肢3は a、d、e の組合せです。dは正しいですが、aとeは誤りです。
4.正しい。
選択肢4は b、c、d の組合せです。CF形装着部のミクロショック対策、内部電源ME機器のフローティング、クラスⅠME機器の3Pプラグはいずれも正しいです。
5.誤り。
選択肢5は c、d、e の組合せです。cとdは正しいですが、eは誤りです。
覚えるポイント
- CF形装着部はミクロショック対策が重要。
- 内部電源ME機器は電源がフローティングされている。
- クラスⅠME機器は保護接地を用い、3Pプラグが必要。
- クラスⅡME機器は二重絶縁または強化絶縁で保護する。
- B形、BF形、CF形と、クラスⅠ、クラスⅡを混同しない。