38AM21|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
病理・臨床医学腫瘍・消化器・婦人科がん免疫・婦人科腫瘍・消化器疾患
正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
## この問題のポイント
この問題では、**婦人科疾患と腫瘍の基本的特徴**が問われています。
乳癌、子宮頸癌、子宮体癌、子宮筋腫、卵巣腫瘍について、発症要因や性ホルモンとの関係を整理することが重要です。
## 解説
子宮筋腫は、子宮平滑筋から発生する良性腫瘍です。
発育には**エストロゲン**などの女性ホルモンが関係します。そのため、性成熟期にみられやすく、閉経後には女性ホルモンの低下により縮小・退縮しやすくなります。
一方、子宮頸癌は主に**ヒトパピローマウイルス**が関与します。EBウイルスではありません。
子宮体癌は、未産、肥満、糖尿病、エストロゲン過剰状態などが危険因子として重要です。経産婦は危険因子としては典型的ではありません。
> ひっかけポイント
> 子宮頸癌はヒトパピローマウイルス、子宮筋腫はエストロゲン依存性、子宮体癌はエストロゲン過剰状態と結びつけて覚えます。
## 選択肢の確認
1.誤り。
男性でも乳癌を発症することがあります。頻度は女性に比べて少ないですが、「発症しない」と断定するのは誤りです。
2.誤り。
子宮頸癌の発症に強く関与するのは、主にヒトパピローマウイルスです。EBウイルスは上咽頭癌や一部の悪性リンパ腫などとの関連が知られています。
3.誤り。
子宮体癌の危険因子としては、未産、肥満、糖尿病、エストロゲン過剰状態などが重要です。経産婦は典型的な危険因子ではありません。
4.正しい。
子宮筋腫は女性ホルモンの影響を受けて発育します。閉経後はホルモン低下により退縮しやすくなります。
5.誤り。
卵巣腫瘍は婦人科領域で比較的よくみられる腫瘍です。精巣腫瘍より発生数が少ないとはいえません。
## 覚えるポイント
- 男性も乳癌を発症することがある。
- 子宮頸癌は**ヒトパピローマウイルス**と関連する。
- 子宮体癌は**未産、肥満、糖尿病、エストロゲン過剰**が危険因子。
- 子宮筋腫は**閉経後に退縮しやすい**。
- 婦人科腫瘍では、発症部位と関連因子をセットで覚える。