8PM92第8回 公認心理師国家試験 過去問

心理学基礎-14 パーソナリティ・自己・知能理論

H. Gardner が提唱した、多重知能理論における知能として、最も適切なものを1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、H. Gardner の多重知能理論に含まれる知能が問われています。

キーワードは、「多重知能理論」と「対人的知能」です。

解説

Gardner は、知能を単一の一般的能力としてではなく、複数の独立した能力のまとまりとして捉える多重知能理論を提唱しました。

代表的な知能には、言語的知能、論理数学的知能、空間的知能、音楽的知能、身体運動的知能、対人的知能、内省的知能、博物的知能などがあります。

対人的知能は、他者の気持ち、意図、動機、対人関係の文脈を理解し、他者と適切に関わる能力です。教育、支援、リーダーシップ、対人援助などに関係します。

一方、一般知能、流動性知能、結晶性知能は、知能研究の別の理論枠組みで重要な概念です。創造的知能は、Sternberg の三元知能理論などと関連して出題されることがあります。

発達・認知心理学のポイント
Gardner ときたら多重知能理論です。対人的知能と内省的知能を混同しないようにします。対人的知能は他者理解、内省的知能は自己理解です。

選択肢の確認

1.一般知能
判定:適切とはいえない。
一般知能は、Spearman のg因子などに関係する概念です。Gardner の多重知能理論における知能としては、対人的知能が適切です。

2.結晶性知能
判定:適切とはいえない。
結晶性知能は、経験や学習によって蓄積された知識や語彙などに関係する知能です。Cattell らの流動性知能・結晶性知能の区分で用いられます。

3.創造的知能
判定:適切とはいえない。
創造的知能は、Sternberg の三元知能理論などで扱われる概念です。Gardner の多重知能理論の代表的知能としては対人的知能が適切です。

4.対人的知能
判定:最も適切。
対人的知能は、Gardner の多重知能理論に含まれる知能です。他者の意図や感情を理解し、対人関係を調整する能力に関係します。

5.流動性知能
判定:適切とはいえない。
流動性知能は、新しい問題を解く力や推論能力に関係する概念です。Cattell らの理論で重要ですが、Gardner の多重知能理論の選択肢としては対人的知能が適切です。

覚えるポイント

  • Gardner の多重知能理論には、対人的知能が含まれます。
  • 対人的知能は他者理解、内省的知能は自己理解です。
  • 一般知能、流動性知能、結晶性知能は別の知能理論と関連します。

関連問題

8PM918PM93
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)