8AM35|第8回 公認心理師国家試験 過去問
炭酸リチウムが治療に用いられる疾患として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、炭酸リチウムが治療に用いられる代表的疾患が問われています。
キーワードは、「リチウム」と「気分安定薬」です。
解説
炭酸リチウムは、気分安定薬として、双極性障害の治療に用いられます。
双極性障害では、躁状態、軽躁状態、抑うつ状態が問題になります。リチウムは、躁症状の改善や再発予防に用いられる代表的薬剤です。
リチウムは有効な薬剤ですが、血中濃度の管理が重要です。治療域と中毒域が近いため、医師による血中濃度測定や副作用の確認が必要になります。副作用として、手指振戦、口渇、多飲多尿、消化器症状、甲状腺機能や腎機能への影響などに注意します。
精神疾患と薬物療法のポイント
リチウムは、双極性障害の気分安定薬として押さえます。公認心理師は処方しませんが、服薬継続や副作用への気づき、医療連携の視点が重要です。
選択肢の確認
1.認知症
判定:適切とはいえない。
認知症の治療では、認知症の種類や症状に応じて抗認知症薬などが用いられることがあります。炭酸リチウムの代表的適応としては双極性障害が適切です。
2.不眠症
判定:適切とはいえない。
不眠症では、睡眠衛生指導、認知行動療法、睡眠薬などが用いられる場合があります。炭酸リチウムは不眠症の代表的治療薬ではありません。
3.双極性障害
判定:最も適切。
炭酸リチウムは、双極性障害に対する気分安定薬として用いられます。問題文の問いに最も合致します。
4.パニック障害
判定:適切とはいえない。
パニック障害では、認知行動療法や抗うつ薬、抗不安薬などが用いられることがあります。炭酸リチウムの代表的適応ではありません。
5.アルコール使用障害
判定:適切とはいえない。
アルコール使用障害では、心理社会的支援、断酒支援、薬物療法などが行われますが、炭酸リチウムは代表的治療薬ではありません。
覚えるポイント
- 炭酸リチウムは、双極性障害に用いられる気分安定薬です。
- リチウムは血中濃度管理が重要です。
- 公認心理師は服薬状況や副作用への気づきを支え、医師と連携します。