7PM106|第7回 公認心理師国家試験 過去問
射乳や子宮収縮を促す作用があり、近年は社会性行動との関連が指摘されているホルモンとして、適切なものを 1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、射乳、子宮収縮、社会性行動と関連するホルモンが問われています。
キーワードは、「射乳」「子宮収縮」「社会性行動」です。
解説
オキシトシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンで、射乳反射や子宮収縮に関与します。
出産時には子宮収縮を促し、授乳時には乳汁を押し出す射乳に関わります。また、近年は、愛着、信頼、対人関係、社会的認知などの社会性行動との関連も研究されています。
ただし、オキシトシンが単純に「愛情ホルモン」として常に良い働きだけをする、と短絡的に覚えるのは避けます。社会的文脈や個人の状態によって作用は複雑です。
生理心理学のポイント
オキシトシンは、子宮収縮、射乳、社会性行動と関連づけて覚えます。プロラクチンは乳汁産生、オキシトシンは射乳と区別します。
選択肢の確認
1.グレリン
判定:適切とはいえない。
グレリンは、空腹や摂食促進に関係するホルモンとして知られています。射乳や子宮収縮を促すホルモンではありません。
2.オレキシン
判定:適切とはいえない。
オレキシンは、覚醒や睡眠、摂食行動などに関与します。ナルコレプシーとの関連でも知られます。射乳や子宮収縮を促すホルモンではありません。
3.オキシトシン
判定:正しい。
オキシトシンは、射乳や子宮収縮を促す作用があり、社会性行動との関連も指摘されています。問題文の説明に合致します。
4.バソプレシン
判定:適切とはいえない。
バソプレシンは、抗利尿作用や血圧調整に関与するホルモンです。社会行動との関連も研究されますが、射乳や子宮収縮の代表的ホルモンとしてはオキシトシンが適切です。
5.プロラクチン
判定:適切とはいえない。
プロラクチンは、主に乳汁産生に関与します。授乳と関連するため紛らわしいですが、乳汁を押し出す射乳反射に関わる代表的ホルモンはオキシトシンです。
覚えるポイント
- オキシトシンは、射乳、子宮収縮、社会性行動と関連します。
- プロラクチンは、乳汁産生と関連します。
- オレキシンは覚醒、グレリンは摂食、バソプレシンは抗利尿作用と整理します。